イギリス生まれ、ニューヨーク在住のアーティストである
アノーニが、アノーニ・アンド・ザ・ジョンソンズ名義で
〈Rough Trade〉からのアルバム、2023年作。2016年の傑作
『HOPELESSNESS』以来となる本作は、創作過程は痛みを伴うものでありながら、
インスピレーションにあふれ、喜びと親しみを感じさせるものであり、
彼女が見るままの世界に対する、新たな反応と解釈だったと説明して
いる。「マーヴィン・ゲイの『What's Going On』のことをよく
考えていた。あれは私の中でとても重要な指標だった。アルバムの
中には、50年以上前にポピュラー音楽で初めて提起された地球や
環境への懸念に対して、今現在の感覚で答えている曲もある。」と
アノーニは本作について話す。
2022年、アノーニは、ソウル・ミュージックに対する彼の感受性に
注目して、ジミー・ホガース(エイミー・ワインハウス、ダフィー、
ティナ・ターナー)と仕事を開始した。これまでのジョンソンズ名義の
アルバムにおいて、作曲とプロデュースを自身で手掛けてきたアノーニ
にとって、このようなコラボレーションは初めてのことだった。ノート
いっぱいに書き留めた歌詞のアイデアを持ち込んだアノーニは、
ホガースのギターと自身のピアノに合わせて一連のデモ音源を作成した。
その後、ホガースは、レオ・アブラハムズ、クリス・ヴァタラロ、サム・
ディクソン、そしてストリングスアレンジャーのロブ・ムースを含む
スタジオ・バンドを結成し、アルバムのレコーディングが行われた。
ホガースの直感的なギターが、アメリカン・ソウル、ブリティッシュ・
フォーク、実験音楽の要素に触れながら、10曲にわたってリスナーを
先導していく。そこには大きな優しさと、メロディ、不協和音が共存している。
幅広いテーマを形にすることにより、今の世界の状態を表現している。アノーニは、
パーソナルなレンズを通して、愛する人を失うこと、不平等、疎外感、受け入れること、
残酷さ、環境破壊、アブラハムの宗教(*聖書の預言者アブラハムの神を受け継ぐと称する
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の三宗教)がもたらす壊滅的な状況、未来的
フェミニズム、そして、私たちの考え方、精神性、社会構造、自然との関係を、
まだ変えられるかもしれないという意図といった様々なテーマを取り上げている。
RT0393LPE(数量限定/ホワイト・カラー)
| Label: | Rough Trade |
|---|---|
| Catalog: | RT0393LPE |
| Format: | LP Vinyl Record (アナログ盤・レコード) |
| Country: | EU |
| Released: | 2023 |
| Genre: | 2010's- Music |
| Style: | 2010's- Rock / Pops / Punk , 90's- 00's Rock / Pops / Indie Rock |
| Condition: | |
| Media: | S |
| Sleeve: | S |
| Item No.: | A1071500 |
| Artist: | ANOHNI AND THE JOHNSONS アノーニ・アンド・ザ・ジョンソンズ |
| Title: | My Back Was A Bridge For You To Cross |
| New/Used: | New |
A2 Go Ahead
A3 Sliver Of Ice
A4 Can't
A5 Scapegoat
B1 It's My Fault
B2 Rest
B3 There Wasn't Enough
B4 Why Am I Alive Now?
B5 You Be Free

